漁業者の姿勢
2022年の時点で「最終的に容認したの は,地下水が燃料デブリに触れた汚染水では ないこと,廃炉の推進には協力したいという 意向によるものであった。
ただし,原子炉建屋内に入って発生した汚 染水については例え浄化したとしても,認めないとしている。これは全国の漁業者の意見 でもある。ALPS処理水の危険性に疑問を抱 いているわけではない。ALPS処理水の海洋放出は漁業の状況をよくするものでなく,もしかしたら販売不振が起こり,厳しくするものでしかないからである。政府がALPS処理水の海洋放出を決定した後も,一貫して反対し続けている。」
反対にも関わらず、政府は地下水のみならず「原子炉建屋内に入って発生した汚染水」も放出した。漁業者の憤懣はどれだけのものだろう。 [参照]