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ハリスは、イスラエルとハマスの戦争で支持層に楔を打ち込まれ、国境問題も支持層への配慮があって身動きが取れない状況だった。民主党の支持層は、様々なグループが呉越同舟状態になっているのが弱みで、そこを突かれると今回のようなことになってしまうのですよね。その上に、レイシズムとセクシズムという不利も間違いなくあった。もっとキャラクターを前面に出せれば良かったのかもしれないけど、何せ時間が短かったし、トランプのアクの強さにそれで対抗できたかどうかもわからない。
トランプが今回で終わりというところがせめてもの救いです。(今回負けてもまた次に出てくる可能性もあったし。)トランプが去った後に共和党の誰かが同じ路線で跡目を狙うことは(ディサンティスの例を見れば分かるように)不可能なので、いかにして今後4年間の被害を最小限にとどめられるかというのが課題になるでしょう。しかしウクライナは心配だ。あとはウクライナが見捨てられた場合の世界的影響が。

オバマが大統領になったのは画期的なことだったけど、これがアメリカのレイシズムを呼び起こしてしまったとも思う。2016年のヒラリークリントンの出馬はセクシズムを呼び起こした。それにトランプが勝ったことで、ある意味で、レイシズムとセクシズムにお墨付きが与えられたようになった。
 2020年はバイデンが出たことでその両者を回避できたが、レイシズムとセクシズムが放置される状況は続き、ハリスにとってはダブルパンチになってしまった。
 アメリカがこんな風になった原因の少なからぬ割合は、外国からの情報撹乱によるものなのだろう。民主主義はその点があまりに脆すぎる。かと言って、民主主義を捨てることはできないし、一体どうやって対抗したらいいのだろうか。

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