albirex.co.jp/game/52656/
最終戦は1-0の勝ちで有終の美。点を取ったのがJ1初ゴールの長倉だったというのも、彼がチームの一員として一段上がったということで、とても良かった。試合は試合開始からしばらくはセレッソに攻め込まれて大変に見えたけど、やり方に適応してからは攻略も時間の問題という感じだった。何より、パスをつなぎ倒すことにより、相手が疲弊してついて来られなくなるというシーンが何度もあり、気分が良かった。相手のGKが当たっていたので、ここから点を取るのは容易ではないなと感じていたけれど、シュートブロックのこぼれ球という、相手の守備組織にほころびを作れる状況になり、それを逃さずに活かせた。太田は前節の試合後コメントで、速い攻撃で決め切れるようにもならなければと、チーム戦術への異議とも取れることを言っていて少し心配だったのだけど、正にその姿勢から得点につなげる結果を出せたので、チームとしても一段階上がることができたと思う。これでシーズンが終わるのが惜しいという感覚は去年もあり、2年続けて右肩上がりでシーズンを締め括れるというのは幸せなことですね(その前は恐らく2013年くらいだったと思うので)。

試合終了時に高が感極まっているように見えたのが気になる。堀米が出場できなくなった秋以降、ゲームキャプテンを務めてチームを引っ張っていたのだけど、もしかしてお別れになってしまうのだろうか。小島もこの数試合凄みがあって(日本代表入りは単なる数合わせではなかったですね)、お金を積まれたら引き留めきれないだろうなという感じがする。藤原も、昨日はサイドチェンジを先回りして奪うという派手なプレーを繰り返していたし、日本代表にこそ届いていないけど、彼もお金を積まれたら新潟としては抵抗する手段がない。新卒を何人も獲っているのは、もちろん抜ける選手がいることを見越してのことでもあるはずで、SBの森、CBの稲村、CHの石川という獲り方を見ると、やはり…と思えてきてしまう。(CBに関しては、レンタルに出ている遠藤と岡本の処遇と、トーマス・デンをどこまでキープできるかということも気になる。)

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小島は契約更新。アルビの戦い方にとって欠くことのできない選手なのでほっとした。「2024シーズンもアルビレックス新潟で戦うことを決めました。」というコメントが気にならないこともない。他意はないのだろうけど、どこで戦うかは自分が決めるという言い方になっているから。阿部はどうするのだろう。GKは同じ監督の下では固定される傾向があるので、よほどのことがないとリーグ戦に出られないという状況が続くのは辛いだろう。藤田のように外に出て出場して経験を積み上げた方が本人にはプラスになるような気もする。もちろん、実力で乗り越えるのがいちばんなのですけどね。

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