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報告が遅れましたが
動物文明史研究会さんの「声なしカラスとおしゃべりイカ」買いました
聴覚に障害のあるカラスを通して見る鳥の古代文明は、既に鳥類の枠を超えてケモサピエンスに合流し始めている
そこにはいずれスクーたちも加わるのだろう
主人公の壮絶な生涯は苦難と後悔に塗れ、無常さすら感じさせたが、それが結果的に残したもの、彼自身の存在が残っていくことである種報われるという展開には感動させて頂いた
こういうオチには弱いのだ
スクーたちはケモサピエンスに文字を与えるのだろうが、ひょっとしていずれ彼らのあの生態、短い寿命を補う思考の交配とも言える継承能力は、たぶん、いずれ未来のケモサピエンスたちにとって再度のイノベーションとなる気がする
というか、動物文明史が、散逸していた各種ごとの話から全動物を巻き込んだものになりつつあるのは面白い
ひょっとしたら、これらの今までの作品は、未来の動物の誰かが過去を想って描いたものではないかという気もする

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