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『十二人の怒れる男』 

わたしは中学のとき授業で見たんだよね。ディベートだったかなんだったか、とにかく何かしら授業内容に絡めた意図があって。
映画は古くてモノクロだし、知ってる俳優もいないしってことで、まわりは先生に文句言ってたけど、わたしは面白かったんだよね。

まだ日本では裁判員制度は始まってなくて、陪審なんて映画でしか知らない。感情的には「そんなのあり⁉️」と思っても、ロジカルに考えると被告の無罪が導きだされる。そんなふうに、如何にロジカルに考えるか、そういうのを学んだなって。だからか、結構親からは「あんたは色々こねくりまわして考えるの好きよね」とか友達には「倫理武装強固すぎて冷たい」とか言われがちですかどね!と、同時に陪審員の感情を如何に操るかも米国映画では学ぶんだけどww

真逆とまではいかないかもだけど、『十二人〜』とは別角度から陪審制度逆手に取ったのが『評決のとき』や『スリーパーズ』で、あれはあれで興味深いんだよね。

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