邦画邦ドラ
どんなテーマや設定にしても、つまるところなんでもかんでも恋愛がメインストリームになるんだよね。群像劇、ミステリー、クライム、医療、法曹界。なんでもいいんだけど、別にみんな日常生きてて、毎分毎秒「誰々さんと恋人になるには(ハート)」なんて考えてないじゃない。いや、仕事中は仕事終わらすことしか考えとらんわとかさ。自分以外の人間見たら、即恋愛ありきで関係構築しないし。別に恋愛、性愛抜きでも人間関係構築できるわって思うわけよ。
だから、いくらでも恋愛要素抜きで物語作れるはずなのに、邦画邦ドラって一生懸命そこに落とし込もうとするんだよね。いやさ、言い方悪いけど自慰を覚えた猿かよってなるんだよ。(わたしはね!)
こうさ、何十年も前から「お前ら、男と女(昨今は男と男が露骨よね…)がいたら取り合えず恋人にさせとけば喜ぶんだろ」って安易な押し付けが透けて見えるんだよ…。
そりゃ、邦画邦ドラつまらんはずよな
邦画邦ドラ
まぁ原作に忠実にとは言っても、漫画からアニメやドラマへの展開って、絶対に行間を埋める作業はいるんだよね。
その昔、原作に忠実にするあまり事故った(とわたしは思ってる)作品にセーラームーンcrystalがあるけど。あれ、あまりに「忠実であること」に拘りすぎて、紙芝居だのなんだのと言われてしまってたよね。
そりゃそうよ。漫画であるコマでドアの前に立ってて、次のコマで部屋の中にいたら、読者は「あ、ドアを開けて部屋に入ったんだな」と暗黙の了解の下読み進めるわけでしょ。でも、それ、まんまアニメやドラマにしたら、尺足りないでしょ。漫画は同一人物が同時に台詞とト書き進めることもできるけど、ドラマやアニメは出来ないし。だからこそ、行間を埋めると言う、歩み寄りが必要なわけじゃん。そらは映画の字幕でも言えるけど。少なくとも、原作ありきのものをドラマ映画化するなら、原作のテーマを逸脱した脚本はどうなのよ。だって、それなら原作じゃなくオリジナルでやればいいだけだからね。
まぁ、それはさておき、それぞれの媒体の強み弱みがある以上、完全に同一にはならないって、素人でも分かるんだけどね。