バニーの言う足 

現実にも、今も黒人が底辺や差別から抜け出す手段としてのスポーツってかなり大きいよなって思う。知識(頭)はやっぱり一人自力でどうにか出来るかって言うと難しい。もちろん、ある種のスポーツだって練習や指導がないと難しいものはあるけれど。その点、陸上競技は分かりやすいよね。速いか否か。投擲系や跳躍系もあるけどさ。

バニーの言う足は、文字通りそういう足でもあるけど、この掃き溜めのキングスタウンから抜け出す手段としての比喩でもあるんだろうな。

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バニーの言う足 

一話で「出て行き方が分からない」と言うマイクに、ママンが「ただ出ていくだけ」と答える。だけど、それもママンは知識階級だからこそそう言えるって点もある。
マイクがどの程度の教育を受けているのかは分からないけど、ママンは単なる教師ではなく、最高学府の教授(?)なんだよな。その点で、親子でも持つものと持たざるもの、相容れないんだよな。
知らなかったときには戻れないと劇中でもあるように、知識と言うのは人が持つすごい力を持つ武器なんだよね。それはアカデミックな知識だけではない。護身術、人を騙す、人を殺す術(すべ)、何でも言い。なければ戦えないし、現状を変えることも出来ない。
マイクのバックグラウンドがまだ明かされないからあれだけど、彼はある面では「持たざる者」だけれど、「市長」としては「持つ者」なんだよな。ただ、それがマイクの望んだものではないんだろうなって思うわけよ

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