デドレコpart2でのブラントくん再登板
をイルサ退場劇を見て真面目に考えてみた。
正直、商業的にはイルサの退場は致し方なかったのかなと思っている。新たにグレースと言うヒロインを登場させ、しかもジュリアの様に100%「守られる側」ではなく共闘していく。となると、イルサとグレース、似かよった登場人物がイーサン陣営にいることになる。物語的にも、イルサはあくまで「シンジケート」に置ける主要人物で、それが解決した以上出番は終わりなんだろうな。このまま続投となると、新たにイルサの出番/エピソードが必要になる。そうすると、話の裾野が広がり過ぎるのだろう。新陳代謝と言う点でもイルサの退場は既定路線だったのかも。
デドレコpart2でのブラントくん再登板
そう考えると、個人的に再登板を望んでいるブラントもIMF存続の危機と再建、イーサンとジュリアの件に置ける関係者で、どちらもRNとFOで解決したので出番はないのかも。
でも一番のネックは、このふたりはイーサンと対等に渡り合えてしまう点が退場理由なのかも。アンサンブルキャストのテレビシリーズと異なり、トム・クルーズのM:Iシリーズはあくまで「イーサン・ハント」が主人公だ。一作目から全作出ているルーサーはもとより、三作目以降固定のベンジーもあくまでイーサンをサポートする側であり、決して彼らが前面に出ることはない。
だが、ブラントとイルサはエージェントとしては独立した人物として描かれている。ベンジーと比較するとより顕著だが、実際乱戦になったとき、ふたりはイーサンにフォローされることなく敵を制圧してる。殊、ブラントのことになると、「長官付き首席」分析官でありイーサンより立場も上になってしまう。その強い立場がうまく物語を転がすファクターになり得るけれど、同時にイーサンの動きを止めかねない両刃の剣になるのかも。(フィールドエージェントにシニアとかジュニアとかあるのかは不明だけれど)