【人物:宝石人形】
⚪エイミー
・宝石人形としてとある貴族に買われた少女。与えられた宝石はトパーズ。
・金髪に白い肌、淡い緑の瞳を持つ可憐な容姿。性格は内向的で、自己主張が得意ではない。
・昨年の冬に住んでいた村で流行病が流行。稼ぎ頭だった父が亡くなり、食うに困った母により売りに出された。弟と妹がいる。
・自分が売られたことはちゃんと理解しており、悲しくはあるが、それよりも家族の役に立てるならと健気に考えている。
・一緒に買われた使用人のティナには心を開いている。
#宝石人形
エイミーとティナ、買われた初日の夜の会話。
「少しずつ体が宝石になっちゃうって何……!? そんなの、死ねって言われてるのと同じようなものじゃない! ひどすぎるよ……!」
「……うん。でも、いいの。だって私が宝石人形になったら、お母さんも妹達も楽に生きていけるんだもの」
「だからってアンタが犠牲になることないよ! ねぇ、どうにかできないか考えよう? 今晩だったら逃げられるかも……」
「いいの。本当に、いいんだよ。ありがとう、ティナちゃん」
「エイミー……」
「……ね、今日はこのまま一緒に寝てくれる? 本当はね、ちょっとだけ……怖いから」
「当たり前でしょ。アンタがこのお屋敷にいる限り、アタシはアンタと一緒にいるわよ」
#宝石人形