でも自分が殺害したうえで「これが戦争だ」（※ランドルフ殺害後にカスパルと会話したときのベレトの選択肢）とか言ったらカスパルじゃなくても怒りますよね。そもそもなんであの会話、ディミトリばかりが悪くてベレトは何もしてないみたいになってるんでしょう…殺害したのベレトだよ。
べレトがカスパルを殺害したとしても、リンハルトは許してくれるとは思うんですよね。カスパルは自分が死ぬ可能性も覚悟したうえで戦場に立っているし、リンハルトも王国軍についた時点で「自分や仲間が級友たちを殺すかも」という覚悟をしているはずなので。でも殺害した本人（ベレト）はその辺を気にして欲しいです。
蒼月ルートのレトリンに対しても「カスパルを殺した手でリンハルトを抱いてるの??」となってしまうので、レトリンの場合も紅花か銀雪でお願いしたいんですよね…ほんとに…。
（うちのベレスはカスパルとは結婚してませんが）（というか蒼月ルートはベレトでプレイしましたが）ランドルフとフレーチェを殺した手でカスパルを抱いてるのベレス??
っていうか蒼月ルートの主人公、暴力的で短絡的すぎない？ お前なんぞ主人公として認めねえ…そんな血にまみれた手で私の推しとイチャイチャするのも許さん（※私怨）
カスパルを王国にスカウトしていると、フレーチェの死後ランドルフの件についてディミトリがカスパルに謝罪していたことが判明するので、彼は誰に注意されたわけでもなく自分の意思で反省したということかのかな。でもそれってカスパルという「自分が（っていうか主人公が）暴行して殺害した相手の遺族」がそこにいたからなのかもなあ…という気がするし、そうでなかったらけっきょくあの行為について彼が考えを改めることはないということなのか？
「相手のあるがままを受け入れたうえで、相手が間違っていることをしたのであればそれを注意してあげる」のも愛情だと思うのですけど、王国の人達って本当にそういうのがない…ディミトリが凶行に走った際も「そんな人じゃなかったはず」と彼の側面を否定して、そのうえで彼の行動を注意することもない。ただ「自分が何もしなくても彼がいい子であること」だけを求めている。
「優しくて紳士的な部分だけが彼の本来の姿である」「そうであることが彼の幸福である」と周囲やファンに思われているのだとしたら…彼は本当にかわいそうだ。
ディミトリの魅力について、「穏やかな顔の裏に潜んでいる残虐性がいい」とかなら理解できるのですよね。でも、ディミ推しさんって彼のそういう面はないことにしている印象がある。
マリアンヌやメルセデスがそうであるように、当人に残虐性がない人はどれだけ不憫な過去があっても残虐な行為には走らないじゃないですか。だから、ディミトリの残虐性は彼自身の性質だと思うんですよね。
それなのにそこを無視した上で「彼は優しくて紳士的で素敵！」と表面上の顔だけを愛でるのは、彼に「そうであること」を押し付けている周囲の人々と同じなんじゃないのか？ それは彼の「在り方」そのものを愛していると言えるのか？
…などと思ってしまうんですよね。
「帝国＝魏」「ベレトス＝司馬昭」っぽいと感じる理由のひとつとして、「司馬昭はもともとは魏の将である」というのがあります。銀雪ルートが黒鷲（帝国）ルートから派生するのがそれっぽいなあと。
でもそういう雑なプレイをしている人ほど戦闘システムにケチをつけるので私は嫌いですね（キャラやシナリオのみを目的としてゲームをプレイすること自体はいいとして、自分の雑なプレイングを棚に上げてシステムに文句をつけるのがな…）
いろんな方の風花のプレイ記録を眺めた結果として「どれだけ雑な（レベルを上げない、ヒーラーを守らない、戦闘も育成もおまかせで進行など）プレイングであってもノマカジならクリアできる」ということを知り、風花は本当に間口の広いゲームなんだなあと感心していた。
というか、紅花ルートをプレイした後だと「レアに従ってていいの人類？」という気分にはなる。紅花ルートでだけレアが妙にやばい人に描かれているのは、主人公が敵に回ったというシナリオ上の理由だけでなく（フレーチェのあれのような）ヘイトコントロールのためでもあるのかな。
これは割と真面目な意見なんですけど、「FEらしいヒロイックなシナリオを求めるなら蒼月ルートから始めるのがおすすめ！」と言われて蒼月ルートから始める人がいたら詐欺に遭った気分になると思います。FEらしいシナリオを求めるのなら翠風ルートがいいのではないかな…。
同じ人が「（友情エンドという意味でそれを求めている人もいるのだろうけど）主人公と級長はエンディングの時点で好感度MAXなのでペアエンドはなくてもいいんですよ！」と続けたうえで（それはそれとして「任意のキャラとの特別なエピローグが欲しい」ということなのではと思うけど）自分の推しキャラに関しては「推しと〇〇のペアエンドが欲しい！」などと言っていたので、なおのこともんにゃりしちゃった。単にその人にとって級長たちが重要でないだけなのでは…。
自分の場合はペアエンド＝結婚でなくてもいいと思っているので、「ベレト＆クロードorディミトリともペアエンドが欲しかった」という意見は「この二人とも友情エンドなりなんなりのエピローグが欲しかった」という意味だと受け取っています（同性婚したかったという意見もあるだろうけど）そのうえで二人とのペアエンドが「ない理由」があるのだとしたらそれを聞きたかったなという話でした。でもまあ実際のところ「ない理由」は「ペアエンド＝結婚なのでヘテロのクロードやディミトリとは同性婚できません」なんだろうけど。
「ベレト＆クロードorディミトリにもペアエンドが欲しい！」という意見に対して「個人的には無くても良い派なんですよ。『あると嫌！』までは言わないけど『無いことにも意味がある』みたいな風に思ってるんです」という主張をしている方をお見かけして、ほうほうどんな解釈なのだろう…と続きを読んだら「エーデルガルトはバイでクロードとディミトリはヘテロなので、同性の主人公とはペアエンドがないのだろう（要約）」と続いていたので「聞きたかったのはそういう解釈じゃない…」と勝手にしょんぼりしていた。
いやなんでそんな方のプレイ感想を眺めていたかと言うと、カスアネ推しさんでもあるっぽかったからなんですが…（過去にXに投稿したカスアネ絵にいいねが来たのでそこから辿った）
楽しいことを考えようね…（あなた疲れてるのよ）
「自カプにおける攻めを悪く言う」という風潮は男女カプ（※発言者の推しが女性キャラの場合）でも見受けられるんですよね。「自カプが人気ないのは攻めのせい」みたいなことを言ったりもする。カプに対してもキャラに対しても失礼すぎて分かり合えない。
