クレイシの頃かな、父鳥がよく出張していて、名古屋に行くから、お土産何がいい?と訊かれて、とはいえ名古屋についてたいして知識がないから、きしめんがいい、と答えたぺん具。
父鳥は首を捻っていたが、ともあれ,本当にきしめんを買ってきてくれた。
母鳥が茹でてくれた。
ぺん具は「…思ってたのと違う…おうどんと変わらんやん…」としょんもりした。父鳥は機嫌を悪くした。
ぺん具は、きしめんを、幅の広い麺と思っていた。幅が広い麺で有名と言うことは、ではきっとやせうまより幅広の麺なのだろう。とても気になる!実物を見てみたい!と思っていたのだった……
……ってのを、きしめんという語を見るたびに思い出すトリサンだよ。