なんで九州国立博物館の三国志展に行ったんだっけ、と思ったら、そうだ、それに合わせて長崎の唐寺の関帝像とか関帝信仰の特別展示があったからだった。
当然ながら御像は普段はお堂の奥にあって、特に興福寺は堂内撮影禁止だから、御像をめちゃめちゃ近くで見られて、背中側にも回って見られて、眼福眼福、だったんだよな。
あー、しかしその頃は、長崎の唐寺というだけで行ったのであって、唐船やその中の人々、関帝信仰にそこまでの関心がなかったので、いろいろ見落としてるんだろうなぁあああああああああ……orz もったいねぇええええええええ
今ならもっと気になることいっぱいなのにいいいいい
聖福寺しばらく行ってなかったけど、ちょっとそっちも行ってみんばやなあ……
中国での三国志演義というか関羽人気凄すぎて、武運の神様はわかるけど、そろばんも関羽が発明したことになって、商売繁盛も担当になっているのがすごいというか笑えるというか。
大人気だから各地に廟やお墓が建つのはわかるんだけども、三国志演義=フィクションのオリキャラ=非実在の人物の、周倉の墓まで建てられて信仰されているってのがもうすごいなあって。(先の投稿の写真だと、中央で座る関羽の向かって左隣で、色黒で鉾を持って立っている人)
いやフィクションのキャラやん!って思うのだけども。
まあでも実在の人物を神様にしちゃうのがすごいのかも知れず、大体神様って大概は非実在のオリキャラなわけで……と考えると、そんなに驚くことでもないのかなあ……かなあ……??
いや、何にしても、その展示を見に行ったときに実に興味深く思ったんだよねえ。
リアル三国時代のお墓の副葬品や当時の武器のレプリカとかもがっつりあって興味深かったのだが、同時にNHKの人形劇の三国志の人形とか、横山御大の原稿とかも展示されていて、日本の三国志スキーにはなかなかとてもおいしい展示だったと思われる。
自分もあのお人形さんリアル拝見したときゃ、感動しちゃった。あの人形を、作る、メンテする、操作する、というのも何らかの特集で見たいよなあ……