「実践Svelte入門」<https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13495-2> の本を読んでいるのだけれど、pp.169–170 に SvelteKit でのデモアプリが JavaScript 無効環境でも動作することから現代の Web サイト/アプリにおけるスクリプト実行前提での懸念と言及があった。
その理屈に全面的に賛同できるわけではないけれど(不安定な通信回線で JS がロードできないケースが挙げられているが、それは Web サイトの運営者が担保すべきことなのか? HTML がロードできないこともあるだろうにそれはどうしようもない)、「真にアクセシブルな Web 体験には、JavaScript が利用できない状況への想定が不可欠になりつつあります」との結論には同意。
ブラウザの設定で JavaScript を意図的にオフにする人は今どきそういないとしても、リーダーモード、フィード配信、印刷などでスクリプト無効と似た状況になることは多いわけで、こういう時代だからこそスクリプト無効環境(に相当する環境)を考慮することは重要だと思う。