ちむどんどんは、完全なる失敗作だったけど、制作陣からは、どうにかドラマを作ろうと、もがいていたのは見えていたが(そして、残念ながらそれは最後までかなうことはなかった)、今の朝ドラの第二部は、特に8月以降は作劇を放棄しているとしか思えない。それは先日の作者インタビューを読んで確信に至った。
物語構成上、最大山場になるはずだった原爆裁判が殆ど話のフリもないままに突如始まり、それもたったの1週間で、しかも他のエピソードと並行して描かれた段階で、日本初の女性裁判官の評伝劇を作ることは作者の中で二の次になっていたのだろう。作者が今現在興味ある現代社会の問題点を語るためにこの機会を利用しているに過ぎない。本人は心地よいだろうが、それを人はドラマとはいわない。
QT: https://fedibird.com/@gaitifuji/113145198761169940 [参照]
戦禍の中絶手術 埋もれたままの性被害 | NHK | WEB特集 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240913/k10014574341000.html
今期の朝ドラは憲法14条が作品のテーマなんだ!と言ってた人がいたけれど、そんなドラマで「みんな悪くて、みんな悪くない」とか肯定的に言い出されたら全部台無しだ。戦前戦中の反省の上での日本国憲法という前提は何処に?
作劇の基本も、キャラクターの整合性も、物語の前後関係もスルーして、脚本家の興味あることをただ書き散らかしてるだけのものを必要以上に持て囃してはいけないよ。憲法がテーマと言う割には天皇制には一切触れないんだからね。このドラマが不可視化しているのは一体何なのか?という話ですよ
あの「ちむどんどん」だって、少なくても制作チームはドラマを作ろうとしてた。それが全く上手くいかなかったけど。でも今の朝ドラはドラマを作ろうとしてないよね。第二部以降、知的階層が喜びそうなテーマを取り上げることが目的になってる。それらを箇条書きにして歴史年表なぞることをドラマとは言わない。
今週取り上げた在日の人たちの描き方や扱い方など雑の一言、「虎翼バイアス」がなければ普通に非難轟々だよ。クドカンのドラマに噛みつくなら、こっちもでしょ。良さげに装ってる分だけタチが悪いんだから
第一部にあった綿密さや丁寧さ、繊細さは完全に霧消した。あの見事な第一部があった後にこんな結末になってしまって本当に残念としか言いようがない
Trans boss of rape crisis centre quits after damning criticism https://www.thetimes.com/uk/scotland/article/mridul-wadhwa-edinburgh-rape-crisis-centre-sw5fpfzql?s=09
“スコットランド・エジンバラのレイプ被害者支援センターを率いていたトランスジェンダー活動家が、同センターが被害者を「傷つけ」、保護下にある女性や少女を保護できなかったとする報告書を受けて辞任”
当たり前の話だよ。女性の強姦救援センターのトップがトランス女性とか、冗談にもほどがある。ところがそんな冗談がマジネタになって、社会制度が運用されてたわけだよ。キリスト教圏でもユダヤ教圏でもないこの日本が、こんな狂気の宴に追随する必要なんて1ミリもないだろうに
この問題に関して、俺も批判されて当たり前の対応(=見て見ぬふり)をしていた時期(2018年初秋辺り)があり、それは、「一体何が起きているのか理解できていなかった」からなのだけど、それはあなたが男性だから他人事なのだ、と言われると確かに返す言葉はない。まあ口を挟もうにも全く理解の範囲外だったのでたまーにタイムラインに流れてくる断片的ないざこざを眺めている、だけだったというのが正直なところだった。
因みに特例法制定時のことはよく覚えていてみんな知らない間に決まった、と思われているかもしれないけど、当時政治に対してそれなりに興味持ってた人はある程度は把握してたのよね。ただしこの時点では「性同一性障害=トランスジェンダー」という認識で俺はいた。そして法案成立後、この件に関して興味を失っていた。今からすれば猛省しかないのだが、恥ずかしながらこの問題は完全に視界から外れていた。
意識が変わったのは2018年の秋頃、タイムラインでme too運動の流れから性暴力被害を受けた人たちが勇気を持って自分の体験を語りだしていた時に、何故か左派リベラル系と思われる連中が性暴力被害者を批判し始めたのを見た時だ。そこから文字通り「半年ROM」って海外の動静含めて調べ、そこて立ち位置を決めて話し始めた、というのが経緯です
QT: https://fedibird.com/@gaitifuji/113130341778816827 [参照]
だってね、左派リベラルの男性が性暴力被害経験ある人が「トイレやお風呂などの女性専用スペースに女性以外か入ってくるのは怖い」という意見表明に対して「あなたはマイノリティは危険だという少数民族を差別してきた過去(または現在)の差別主義者たちと同じだ。あなたらは歴史を学べ」とか言い出してんだよ。彼女の話、何を聞いてんだよって話よ。男の多様性、包摂性が問われている局面で、なんで女性にボール渡した上で男のあんたが説教し始めてんだよ。しかもフェミニスト名乗ってるライターやら研究者とかが言い出してんのよ。本当に意味がわからない。こんなやり取り毎日タイムラインで見せられ始めたら、そりゃ何が起きてんだ、と理解しようと考えますよ。
そこで読みたくない本読んで(しかもやたらに高いんだな、こういうジャンルの本は)大してわからない英語の資料や書籍掻き集め(学生時代、もっと真面目に勉強しとけばよかった)哲学の本やら心理臨床学の概説書まで広げて、どうにか、こうにかヘレン・ジョイスの本に突き当たって、漸くなんとなく問題の途端を理解して、みたいなこと半年やって、遂に口出すと。その結果「ガイチはたまにいいこと言ってるけど、基本的にトランスヘイターだからあいつのツイートリツイートするな」って裏で言われると。まあ言われて上等ですがね!
Rape crisis centre is condemned in damning report https://www.dailymail.co.uk/news/article-13842189/Edinburgh-Crisis-Centre-designed-protect-women-suffered-sexual-violence-condemned-failing-damning-report.html?s=09
英国エジンバラにあるレイプ救援センターで何があったのか。独立委員会による調査報告が出る。朝から読むには少しヘビーな内容なので、時間をおいて読むことをおすすめします。日本でも似たことが起きつつあるだけにこの件の推移は要注目。
「福田村事件」史実と異なる映画に憤慨 誤解を解くために語り続ける「この現場で起きたこと」 #ニュースその後 https://www.chibanippo.co.jp/news/national/1274260
“今回の事件が発生したケニアでは2021年にも女子選手が刺殺され、夫が殺人容疑で訴追された。人権団体は、ケニアでは女子選手が獲得する賞金目当てに男性による搾取や暴力が起きるリスクが高いと指摘している”
一時期、アフリカ大陸から出てきた陸上競技のオリンピアンにDSDsの人たちが有意に多かったのは、これ(=金)が理由だ。陸上界はそれに気が付き防御策を講じたわけだが、防御策の間隙を突き、それがまさかのボクシングで、そしてパラリンピックで起きた、というのが今の状況である。
QT: https://fedibird.com/@gaitifuji/113113464390963504 [参照]
たしかにこの静けさは気になる・・・
https://x.com/ekodayuki/status/1833441424815382905
俺は、Colabo叩きの後ろには、女衒や反社がいるのは明確だとずっと言い続けてきたけど、実際に起きている事をみたら、それは瞭然だったという話だ。
そして左派側と思しき人でもColabo叩いているのがいるけど(表立っては叩かないけど、中立を装いながらColabo批判のツイートをしれっとリツイートしていた東大のリベラルアーツのトップに近い大橋ゼミ出身者とかが良い例だが) 彼らにとってColaboの活動が目障りなのは、トランスジェンダー問題を肯定的に語る上で欠かせない「Sexwork is Work論」の邪魔になるからだよ。
今、Colaboの主宰周辺は、回りをそうした左派リベラルにガッチガチに固められて、どうも身動き取れない、言いたいことも自重しているように見受けるが、いろいろな立場のいろいろな連中が、彼女らの活動をどうにかして自陣に引き込みたい、もしくはどうにかして活動を崩したいという目的のために蠢いているわけだ。しかしながらそうした陣地取りの犠牲になるのは社会的弱者、この場合は未成年の少女ということになる。不毛としか言いようがない
QT: https://fedibird.com/@gaitifuji/113112607701021694 [参照]
“2024年4月に、私は子どもと若者のための性同一性サービスに関する4年間の独立したレビュー(レビュー)の最終報告書を発表しました。参照キャス2これは、不確実性、複雑性、そして耳を傾け、学び、そして何よりも議論し、協力することの必要性についてのレポートです。
この空間には複数の異なる真実が存在し、臨床ケアの他の領域よりも攻撃的な意見が表明されることが多く、多くの人が意見を表明することを恐れています。これは医師と患者の両方にとって危険な状況です。実際、私の40年間の医療活動の中で、最も極端な意見を持つ人々を同じ部屋に集めることさえ不可能だったのは初めてのことでした。”
ヒラリーキャス博士による「キャス・レビュー」の解説。日本でも、このレビューがこの問題を論じるときのスタンダードになるようにしないと。最高裁を筆頭にして、日本の司法がこの問題に関して参考、参照している文献がこのキャスレビューで否定的評価されているものだったり、WPATHファイルリークにより相当な疑念が生じているものだったりと、かなりマズイことになっているので、司法セクターにまともな判断をして貰うための参照資料提供の意味からも、一刻も早いキャスレビューの日本語版のリリースを願う。
QT: https://fedibird.com/@gaitifuji/113090430806136733 [参照]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0339N0T00C24A9000000/?n_cid=SNSTW006&n_tw=1725348738&s=09
いよいよ、本当にやりたいことを前面に押し出してきたな。狙いは最初からここだもんな。マイナポータル使って国民所得のデータ管理(ただし政治家は除く、みたいなね)そしてマイナ保険証強制は国民皆保険制度の事実上の終了への道になる。裏金の話とかどこ消えたんだよ、というね。火事場泥棒も甚だしいよ。
https://x.com/karyn_nishi/status/1831122321232515567
労組が弱い日本つー言い方をしている時点で、憲法で保障された労働権を侵害する河野の問題をわかってないとバレバレ。
同じ穴の狢じゃありませんかね。
ちょっと前に、Twitterで「Amazonはなんで大きな箱に小さな商品入れるんだ。無駄だ。作業やる人だって大変だろうに」というコメントを読んだけど、あれは作業する人(梱包する人)が楽だからああしているんだよね。
倉庫仕事なんで機械でもやれるようになると言われて久しいけどAmazonみたいにいろいろなカテゴリーの商品を複数注文する人が多い場合、梱包を機械でやることはほぼ不可能だ。
あれはタイマーさんとか短期の派遣さんとかに梱包作業をやってもらう場合に、手順を減らすためにああしている。倉庫の梱包作業で一番難しいのは梱包卓に来た商品をどの箱の大きさに入れるのかを瞬時に判断することになるから。
単一商品を大量に梱包するのと、形態も重さも違う複数商品を同一箱に梱包するのとでは、求められる技術が変わってくる。簡単そうに見える仕事でも案外そんなに簡単ではないというお話でした。これは倉庫仕事に限らないよね。働いている人達に尊敬と敬意を。口に出さすとも、常に心に思っておきたいことですな。どんな仕事も大変だ。できれば家でゴロゴロしながら、好きな音楽聞いて、猫と遊んでいたいものです🐈⬛でも働かないとゴロゴロもできないので、仕方なく働くしかないんですな。残念。
ちょっと前に、ある人から、真偽の程は分からぬが、かなり「決まっちゃってる」若手編集者などが「ブロック/差別者リスト」なるものを作って皆でそれを回して、一括ブロックしているとの話を小耳に挟んだことがある。Blueskyでも似たことやっているらしいけども。
まぁ個人的には、別にどうでもいい話しだけど、ネット使ってる若い左派リベラルの人たちのこうした仕草を見ていると、正義への依存というより同調圧力への服従みたいな感じか漂っていて、大変だなぁと思うよ。
活字と映画の海に漕ぎだそうではないか。
@Petrol0110 で何やら小難しい話をしている。