ナチュラルに怪異に接しがちなルーカおじさんもいい。
雨の日の夜に、ずぶ濡れの長髪の女性が街灯の下に黙って立っているところに出会したりする。
でもルーカおじさんは「あれ?お嬢さん、傘ないのか?こんな雨なのかで突っ立てたら風邪引いちまうぞ。コレ使えよ」って自分のさしてた傘を渡すし「古くて悪いな、でも返さなくていいぞ!じゃーな」って走って去っていくのだ。
家に着いて、着替えた後で恋人に先程のことを話したら、「そ、それは………………」とめちゃめちゃ青ざめる恋人と、よく分かっていないルーカおじさんが居るのだ。