[幌メモ その57]
出久根達郎『佃島ふたり書房』講談社文庫
明治末から東京五輪の開催年である昭和39年までの東京・下町を主な舞台に奉公先だった古本屋で出会った少年二人の友情や成長を描いた長編作品。ちょっと想像と違う作品でしたが 👍
以下、書影と印象に残った文章を。
読了日 2018年1月7日
[追記] 読了ツイートに色々試行錯誤していたであろう頃の呟きです。なお補足情報としまして、この作品は第108回直木三十五賞受賞作品。それも読む動機のひとつだったような
また当時の自分の気分として「古書店が舞台の作品」を探して好んで読んでいたという記憶もあります。因みにそのきっかけは米澤穂信『追想五断章』でした。そして『追想五断章』を読んだきっかけが「リドル・ストーリーもの」に興味があったからで、そのきっかけになった作品が今邑彩『金雀枝荘の殺人』……もっといえば米澤穂信に辿り着くまでのルートもあるわけでして……全く読書は繋がっていきますねぇ
余談の長いトゥートになりました