フォロー

[幌メモ その28]
佐野洋『二人で殺人を』角川文庫
推理小説に応募するためのネタを求めて、という口実で卒業以来5年振りに再会した休職中の新聞記者・瀬能公(せのこう)と弁護士・我妹糸子(わぎもいとこ)。糸子は合作を提案し、事務所に相談に来た服飾デザイナー・湯桐奈美の件から小説の構想を練ろうとするが……。

📚 相談者・湯桐奈美の依頼から小説のネタ探しを兼ねて私立探偵役を引き受けさせられた瀬能と、彼が得た情報から推理を働かせる糸子のコンビが流れで巻き込まれた殺人事件の謎を解いていく長編本格推理。昭和35年に書かれた作品ということを考えれば、先進的な主題且つ洗練された構成といえます ☺️

読了日 2021年2月27日

[追記] 本当にどうでも良いことなんですが……最初にカバー画を見たとき、かまいたちの山内健司かと思いました :blobcatpuffyhug:

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。