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[幌メモ その24]
スチュアート・ウッズ『警察署長(上・下)』 ハヤカワ文庫
[訳] 真野明裕
アメリカ南部ジョージア州の架空の町・デラノを舞台にした1919年から1963年までの約44年間に渡る3代の警察署長が追いかけた1つの大事件と田舎町デラノの誕生から発展していく過程、そして町に暮らす多様な人々の運命、それらが複雑に交錯し織り成していく壮大な物語。

📚 荒木飛呂彦氏が『ジョジョの奇妙な冒険』を描く際に参考にし「この設定をやってみたかった」というコメントを見たこともあり、いつか読んでみたかった作品でした ☺️ 読む前は「警察署長は代々同じ家から出ている」と思っていたのですが……本作ではより深い意味を重ねて各署長の人物設定がされていました。

📚 上下巻で750ページ超の作品ですが一気に読みたくて今回の休日を利用しました。途中、読むのが辛い記述もありましたが……先を知らずに終われるか 😤 と読み進めるうちに物語に引きずり込まれ、没頭して2日間で読み切りました。題名から想起されるようなシンプルな内容ではない、重厚な大河ミステリでした 😌

読了日 2021年9月26日

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