介護の仕事におけるブルシットジョブ:介護サービス提供記録の作成
利用者さん一人毎に所定の様式に介護で何をしたかを書かなければならない。トイレに同行して排泄介護をしたならそのことを、着替えの介助をしたならそのことを、食事の世話をしたならそのことを書く。何もなくても1時間に1度はその時間の様子を書かなくてはならない。
食事、入浴、投薬、口腔ケアに関してはその程度と方法も書く。
仕事の時間うちの1/5くらいはこの書類の作成に費やされる。しかも、家事と同じで書いている途中にもほかの用事が発生する。排泄失敗で全更衣などということが2,3人続けて起きると2,3時間分の記入が飛んだりする。もちろん、その分は後で書かなくてはならない。押すと残業になる。大体は正社員の職員さんがサビ残して埋める。
何でそんなことをしないといけないかというと、介護保険の監査が入った時にちゃんとやっているという証拠として残すため。
@Nexus5 ここからが泣ける話なんですが、実はタブレットを使ってアプリで入れていくシステムは既にあるんですが、導入するメリットがないんです…
施設の収入は入所者数で決まり、配置する職員の数も国の基準で決まっているので、仕事を効率化しても収益増に全く繋がらず、経営的にはIT化するメリットがないんですね…