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今日は頭が全然はたらかない。睡眠不足かなあ

丹下健三の論説を読んでいるのだけど、かなり起業家精神的なものを感じる。
建築を通じて社会なり民衆なりに働きかけ、相互作用を経て建築家自身が変容する。建築家ないし建築自体は実験装置としての役割を持つ、というようなことが繰り返し語られるのだけど、江副浩正なんかもかなり近しいことを言っていた。
正しく実験装置であるために体系をきちんと理解し、歴史に自分を位置付けなければならない、あたりのくだりは、ちょっとエリート臭さが強すぎるというか、時代が許した大言壮語という気もするが、とはいえこういうマインド持ってる人でなければデカい(文字通り!)記念碑をブチ建てることなんかできないのよね。

今日は仕事早めに切り上げて渋谷に向かう。
田我流とGEZANのツーマン!
www-shibuya.jp/schedule/017388

大野耐一の『トヨタ生産方式』を古本で買ったのだけど、かなりおもしろいね。ただ「余剰人員の首を切るための仕組みじゃないですよ」の言い訳は少なからずイヤイヤ書いてるように見える。
あと、2013年時点で111刷ってのもとんでもない……。

土日、だいたい昼過ぎまで寝てしまい、何もできないまま終わる。たぶん本当に対策した方がいいのだが、「別におれの人生がすり減ったところでどうでもいいしな……」という言い訳が先行してしまい、ちゃんと向き合えない。
認知が歪みが矯正できない。

いわゆる"パターン化されたエモ"なのかもしれないが、出張帰りの新幹線で聴く音楽はやたら心に響く。今日はジュリー聴いてた。

岩波文庫の丹下健三建築論集を読んでいる。
安直な機能美礼賛を窘めてるの、いいっすね。

"機能的なものは美しい、という素木なしかも魅惑的なこのことばほど、罪ふかいものはない。これは多くの気の弱い建築家たちを、技術至上主義の狭い道に迷いこませ、彼等がふたたび希望にみちた建築に帰ってくることを不可能にしてしまうに充分であった。
彼等は「美しい」ということばを、ひそひそとは語ったが、堂々とそれについて語ることを躊躇した。機能的であることを主張して、その建築の醜悪さをかばった。そのことばには何かしら、安心感を与える魔力があったのである。"

安宅和人の初等教育についての話。ちょっと要約しようと思ったが、まんまタイトルがtl;drだったのでそのままシェア
kaz-ataka.hatenablog.com/entry

すこし前は鉄オタの心理全くわからん、くらいの気持ちでいたはずなのに、最近は「鉄道に一切興味を持たないのはむしろ難しくないか?」くらいの感じになっている。これは東京に住み始めたのも大きいだろうけど。

就労してから人並みの愛国心としか表現できない感情を持ってしまった感覚があり、収まるべきところに収まってしまったらしい

新幹線で実家に帰省。特に大垣〜米原あたりで顕著な山と民家と田んぼと工場が混ざった風景は本当に最高だね。「これが日本の景色だ!」的な謎の高揚感を持ってしまう

しまった、ビヨンセの映画やってたのか……。

論考「1メートルの殻」について ※成人向けコンテンツへの言及を含みます 

また、論中でも言及されているけど、「1メートルの殻」もASMR音声を念頭に置く場合はどうしてもその半径がさらに小さくなる傾向になる。「耳舐め」はあっても、「目舐め」はない(あるのか?)

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論考「1メートルの殻」について ※成人向けコンテンツへの言及を含みます 

xclocheさんの論考「1メートルの殻」本当におもしろすぎる。
xcloche.hateblo.jp/entry/2023/

物事を"立体的"に捉えることに優れているVRや音声メディアは、当然“立体的"なことを人間が認知可能な範囲(1メートルの殻)の中の表現に特化していき、1メートルの殻の中で起こることはこれまた当然、主体性が大きく関わる表現になり、その代表的なものがアダルトメディアである、というあまりにも美しい構成。

一方で、そうなるとVRとASMRの違いもより際立ってくる印象。例えば鳥の目線で空から見下ろすVR作品は可能でも、聴覚は人間の頭部の構造に大きく依存している以上、同じような表現はできない。VRを利用した視覚表現では、人間とは異なる認知をしている(無)生物の認知を擬似的に体験できるポテンシャルがありそうな一方で、ASMR的な音声作品はどこまでいっても人間の聞き方しかできなさそう。(だからこそ、リアリティは音声作品の方が高いのかも)

クリスマスイブは人のいないところに行こうと思っていたのに、昼過ぎまで寝てしまい、なにもできなかった。かなしい。

すでにGEZANとのツーマンのチケットを買っているので、ダメージはミニマムです

田我流のライブを見たい気持ちに宮下パークに行きたくない気持ち(あと部屋から出たくない気持ち)が勝ってしまい、渋谷行きを辞めた

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