久しぶりにネマノさんのブログを読んだら、Balatroの中毒性について書いた記事がめちゃくちゃおもしろかった。
proxia.hateblo.jp/entry/2024/0
記事後半の「ゲームに技術介入の余地があるのにプレイヤーが技術的に向上しようとしないためにゲームがギャンブル化する」というのは痛いほど分かる。いまだにデュエル・マスターズ プレイスをちょくちょくプレイしてるのだけど、ちゃんと脳みそ使って考えてプレイできるときとそうでない時でゲーム体験が全く違う。

ただ、技術的な向上のみがゲームを楽しくするかというとたぶんそうでもなくて、創造的な楽しみ方はたぶん他にも色々あるのよね。ただ、僕のように創造性の欠けた人間は敷かれたレールを走りたがるというか、用意された最適解を繰り返し選択することで一定気持ちよくなってしまう。それこそちょっとした「ゾーン」に入れるので。
だから、真に良くないのはいわゆる「安定択を擦る」ことなのではないか、とも思う。特に一人でプレイするゲームにおいて。
これが対人ゲームになると、安定択を擦るのは、ランキングだとか大会の成績だとか、よりメタな次元のゲームのための行動なので、それほど不健康ではなくなったりもするのでややこしい。

これってひょっとするとあれか、3人の石切職人ってやつか。(あの話は結局ドラッカーが作ったんだっけ、どうだったか忘れた)
なんかそうまとめると途端にやな感じというか、「遊びは創造的じゃなくてええねん、中毒でええねん」と強弁したくなるな……

うーん、メタなゲームをやれ、ってまとめていいのかな。
スピードランをやれ、ロールプレイをやれ、その様子をYouTubeで配信しろ、それで稼いだ金で家族や恋人にプレゼントをしろ、と。
結局元のブログと同じところに来たな。

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一応書いておくと、私はSEKIROをそれほど苦労せずにクリアできるくらいには向上心があります

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