龍が如く8感想ネタバレあり(全体的な話)
前に「いらないもの(不都合なもの)」とか「偽物」がテーマっぽいよねって話を書いたんだけど、多々良(チーちゃんとエイちゃん)の話が分かってからVtuberという存在もそういう「偽物」というテーマに関わってる部分なのかな~って思った
Vtuberが偽物ってわけじゃないんだけど、Vtuberそのものは当たり前だけどこの世に存在しないもので、中の人がいて、それを分かった上でその存在を「本物」と扱うのって何なんだろう?っていうような話
ブライスも偽物なんだけど、でもブライスを信じている人たちにとってブライスが偽物であることってもしかしたら些細なことかもしれない
ハワイが人工的に作られた楽園だということを知っていてもなお人々がハワイを「楽園」として扱うのと、ブライスやVtuberは同じなんじゃない?っていう…上手くまとまらないけど
龍が如く8感想ネタバレあり(クリア後モード悪口)
とにかくノリがオタクっぽいのがキツい
オタクっぽいのはオタクがやるから公式はやるな!
龍が如く8感想ネタバレあり(クリア後感想)
色んな人の感想をツイッターで見てて、結構「茜さんと春日の親子としての会話シーンが少ない」とか「海老名と春日は異母兄弟なのになぜ対峙しないのか」みたいな意見があるのがちょっと気になった
龍は血縁関係の家族を意図的に美化しないような描き方をずっとしてきてるように思うんですよ
血縁で注目されたのって狭山と龍司くらいじゃないかな
血が繋がってるかどうかはあんまり重要じゃないので、桐生にとって遥やアサガオの子どもたちは家族だし、錦を兄弟のように思ってたし、風間さんを父親のように思ってた
春日も「俺にとっての親父は春日次郎と荒川真澄の二人」って言ってて、それは血が繋がってるかどうかじゃなくて一緒に過ごしてきた時間や尊敬の気持ちから来る言葉だよね
茜さんに会いに行ったのも「母に会いたい」ではなくおやっさんの遺灰を渡すことが原動力だし、春日にとって海老名と血が繋がってることで特別な感情はそんなにないんじゃないかな
血の繋がらない若のことを家族だと思ってるわけだし
海老名もやっぱり春日個人に対しては特に思うことはなくてヤクザ全体への強い憎しみが彼の全てだったわけで、前にも書いたけど対峙するのはヤクザの象徴たる桐生でなくてはならなかったんだと思います