寄生虫もいるし生肉はだめでしょ。
カラス肉を食べる文化はあるかもしれないけど、カラス肉の生食の文化って本当にあったのかなぁ。
カラス肉の生食が貴重な食文化であるのなら、その文化の歴史や広がりを調べた上で、安全性と文化がぶつかる事例として取り上げて、読者に、判断を投げかける記事にするのなら分かる。
でも、この記事では、文化があると言ってるだけで、詳しくは触れてないよね。
<突撃イバラキ>カラス肉の生食文化 究極のジビエに挑戦:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/235065
カラスは、多くの脊椎動物と同じく近紫外線を受容する視細胞をもつ4色色覚で、近紫外線が物の鮮度を判断するのに重要と考えられている。
おそらく、この近紫外線を有効に使っているのだと思われるが、生ゴミと言っても、腐ったものは食べない。
我々の生ゴミや屍肉を食べるような生き物だからこそ、安全なものを判断して食べているのだと思う。
ただ、ヒトの生活と密接に関わる生物であり、ヒトに感染する病原体を含むものを食べる可能性があるので、消化管の内容物には注意が必要。
でも、これは、他の野生動物をジビエ肉にする際も同じ話。