京都をはじめ日本の各地が観光で食っていくつもりなら交通機関も街も観光客に合わせないとやっていけないよなぁ。つまり新幹線、電車、バスをデカいトランクやバックパックを持った旅行客を最優先して設計して、街中に巨大なゴミ箱を用意して一時間に一回くらい清掃して、あちこちに人が土足で入ってくることを想定して… この方向っで頑張るかあるいはもう観光客には構いませんということにするのか。でも客はどんどん押し寄せてきているようだし、バルセロナなど欧州の観光地みたいにな状況で落ち着くのかな。
私は30年近く前の高校生の頃に使っていた古語辞典をドイツに持ってきていて結果的にこれが今でも役に立っているが、例えば助動詞「む」について「上代・中古・中世には推量も意志も区別されていなかったということになる」とあって「なるほどなぁ」と興味深く読んでいる。これは当時読んでもピンとこなかったことだろう。
80年代に『交番(ハコ)の中は楽園(パラダイス)』という元警官による告発本のシリーズがあって、我が家にもあったので読んだけど、警察内でのハラスメントや主に非白人へ向けられる差別はたぶん今でも全く変わっていない。
私は日本にいた頃、深夜によく近所の自販機でビールを買い、公園のベンチに座ってちびちび飲んでいた…という話をドイツでするとメチャクチャ驚かれる。確かにビールを自販機で売っていて年齢確認なんか無かったというのは今じゃ考えられない。