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詩人が空を見上げる。そこに何かがあることか、そこに何も存在しないことか、僕にはわからない何かを形のある詩にしようとして、ブツブツと呟く小さな意味をなさない声。
そんな時、こちらを意識していない横顔がやけに綺麗だと僕は声を掛けずにただ見つめるだけ。

@Maiayano 向こうも執筆中の横顔が好きなんでしょ知ってるー!!(笑)

@maybe_jasmine 外は春の陽気で、気まぐれにつけたラジオからは桜のたよりも飛び込んで来ているというのに、うつむいてひたすらに手を動かしている小説家殿の耳にはそんな音は聞こえないようだ。少しばかり剣呑な気配は原稿用紙に向けたもので、傍らの俺は半分空気のようなものらしい。
そのわずかに跳ねた髪とつむじを見る角度が嫌ではないなとふと思う。

@Maiayano お互い「自分を見ていない時の顔(も)好き」なの本当に尊いですありがとうございます。寿命が延びた

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