校正記号講座のスタンスの話しようかな✏️
前提として私は編集者で校正者ではありません。編集者と校正者の目は結構違うので、校正者の方、ゲラ校正に慣れてる方には「当たり前じゃん」という内容になると思います。対象の方は、「まともに紙で校正したことない、習ったことない」って方です。

まずお伝えしようと思ってるのは、「ゲラに入った鉛筆をこんな気持ちで受け取ってね」ということです。大切な作品にたくさん鉛筆が入ってたり、「辻褄あってない」とかぐさっとくる耳の痛い指摘があったら、自分の人格や才能を否定されたように感じたり落ち込んだりすることがあるかもしれないですよね。
でもそれはぜんぜん否定ではなくて、紙面に残るのだから、最高の作品を載せたい!!という鉛筆入れメンバーからの熱意です。その具体的なところとか、鉛筆入れてるときに編集者としてどんなことを考えてるかもちょっとお伝えできればと思っています。

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あとは、基本的な校正記号のご紹介。「トルツメ」と書かなかったがゆえに発生する悲劇とか、どうして引き出し線(これも校正用語か??)を引いて書き込まないといけないのか、とか、カギカッコとかがよく「く」みたいのに囲まれてるのはなんでか、とか。
実際に出会ったことのある事例を出してきて(いま頭の中から引っ張り出してるところです)ご紹介もできたら楽しいかなと思ってます。さらに、書籍制作用語レクチャーもします!天地、版面、表2とソデってどうちがうの、責了って何、とか、意外となんとなく使ってる言葉って多くないですか?

最後に、質疑応答の時間を設けます。私はプロの編集者ですがプロの校正者ではないので、場合によっては快刀乱麻のお答えというよりは、「うーん、こう書くと編集者としては助かるかな!」みたいに一緒に正解を探る、みたいになることがあるかもしれませんが、誠心誠意答えます!

こんな感じで1時間の講座を予定しています。参加者の方には講座用資料をPDFで配布するほか、Kaguya Planet会員限定で講座ダイジェスト記事を後日(いつになるかは未定)公開予定です。
3月30日の18時から!1週間くらいアーカイヴも残すのでお気軽にどうぞ〜!

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