私が妊娠育児をしたくない理由
・コウノドリの漫画で読んだ羊水塞栓症、胎盤剥離、子宮破裂などに対する単純な恐怖。確率は少なくても怖い。
・つわり、産後に体が戻らない、キャリアの中断など女性側にだけある身体的・社会的なハンデを不条理だと感じてしまう。(仕方ないのはわかっているのに)
・こんなことを考える私のような自己中心的な性格の人間が、子供を産んで育てられるのか?
・重い障がいでコミュニケーションを普通に取れないような子供が生まれてきたとしたら、愛せる自信がない。さらにつきっきりで介護しなくてはならなくなるが、その自信はない。
・どんどん少子化が進み未来の世代になればなるほど経済は苦しくなるし、政治も良くなる兆しが見えないし、地球規模で環境破壊が進んでいるし、悪質な犯罪も横行している。こんな世の中に子供を生み出していいのか?
・「やらない後悔よりやった後悔」の考え方が許されない。1人で起業したり投資したりして失敗しても私が苦しんで再起すれば済む話だが、子供ができた後は不可逆。何かするうえで(子供がいなければ〇〇できたのに)と思ってしまったら子供に申し訳が立たない。
最初の理由については、飛行機が落ちる確率よりも低いくらいかもしれない。
私が飛行機には乗るのに前述の病気を恐れるのには矛盾があるかもしれない。
…が、楽しみで行く旅行のために座って寝ていればいい旅客機と、不安と痛みに耐えながら臨む出産では、そのわずかな恐怖の捉え方が違う。数字では表せない、人間だからこその感覚的な違い。