職場読書会『からだのためのポリヴェーガル理論』スタンレー・ローゼンバーグ著 終わり。ボディセラピストの著作をちゃんと読むのは初めてで、ほんと勉強になった。
リラックスすると、身体は自ら自然な位置に戻る。安全であることは身体全体にとって大切なことなのだということを証明しつつ、ロルフィングとクラニオセイクラル・セラピーの視点から脳神経と筋肉、骨格、内蔵との関係、対人交流への影響などについてわかりやすく説明し、さらに身体からそれらを整える手技についても紹介している。
対人交流には5、7、9、10、11脳神経が重要な役割を果たしているとか、自閉症児は人の声を→
聴くことに困難があってそれは5と7の神経が関与しているからそれらに働きかける音楽が有効とか、すごく具体的で納得がいく。
ボディセラピストの手技については本で読んだだけではわからないから、一度やってもらって体験して理解しないとできないと思うけど、セルフエクササイズならすぐにでも臨床で使えそうで有難い。ていうか、まず自分が活用してみてほんとに効果があったし、害になることはないので、患者さんにもすすめたいと思う。
ボディセラピーの奥深さに驚かされ、またひとつ新たな視点からポリヴェーガル理論を理解するのにも役立った。職場読書会で読んで、こんなに→