私の劣等感と不信感
機能不全家庭でヤングケアラーで自分自身にも障害があるというのに、このままいずれ実父(趣味に費やしてきたので貯金なし。何万回言おうと酒も塩も脂も控えない上に運動もしないから不健康)の介護をしなければならない日が来るのかと思うと、本当にそれが憂鬱で仕方ない。
父を一人にしたら死んでしまう。
私に向かってそう言った姉は、何を考えていたのだろう。父のことを体よく私に押し付ける魂胆だったのだろうか?
姉のことは「長女だから」、弟のことは「男の子だから」、そう言われてしまえば、私は何も言えなくなった。私だけ何者でもなくて、一人部屋もなくて、反抗期もなくて、人として当たり前のことが悉くできない。
一人で勝手に拗らせきった劣等感と不信感だけが一生こびりついて消えない。今でも姉弟と居るときの感覚は常に"下っ端"だ。ひどく惨めで笑える。
でも、二人は本当にまともな人だから。私だけが変なんですよ。