フォロー

書き散らし 

私は自分を特別だとも天才だとも思ったことがなく、生まれつきの持病、不仲不在がちの両親、古い価値観の教師、性自認の矯正、大人との約束は全部勝手に破られ、真っ直ぐ歩いてたはずなのにいつの間にか道を踏み外し続けていて、それに気付いてからはプラスでなくともマイナスではない人間になろうとして、インナーチャイルドがずっとずっと泣いてるのに目を逸らして、夢も希望もあるような振りして、健常者たちのいかにも健常者らしい思考に嫉妬して、世界の全部を遮断してるときだけは夢みたいに心地良くて、世界が滅べばみんなで幸せになれるような気がして、でも、結局それはとても幼稚な発想で、自責も他責も無意味で、ただ、人間社会に呪われていただけだった。
本質がそこにあるか考えたら、そこにはなかった。呪われる必要性なんてまるでなかった。多分、呪われてるほうが生きやすかったのだと思う。
これを甘え、と言うのは本当にそうだと思っていて、でもこれはきっと自分を守るために自動的にオンになっていただけで、いずれオフに出来たときは、そのときは、ついに本当の自由を手に入れられるのだろうと思った。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。