原作読んでないけど「原作をダイジェストにしました」ってくらい何も製作側の主張を感じ取れなかった。携わる人間全員が「仕事だから」作った、みたいな空っぽの作品。暴力のシーンも多過ぎて目つぶりまくり。
タイトルの意味もわからなかったけど要はそんな場所はこの世にはない=この世ではないどこか、みたいなこと?せめてザリガニは映像で見せようよ。持って帰るものが無さすぎる。
監督のオリヴィア・ニューマンは10作以上撮ってるベテランみたいな名前だけどこれが2作目だった。いやまあこれは全然関係ありませんが……。
最近の映画は画郭変化が多過ぎると思う人は一回ディズニープラスで『ルーシー・イン・ザ・スカイ』を見て自分の中の基準をぶっ壊してみるのもいいかもしれない。
一作品の中で画郭がなんと5種類!
1.33:1(スタンダード)
1.85:1(アメリカンビスタ)
2.39:1(シネスコープ)
5.00:1(シネスコより横長)
8.00:1(超横長)
を何度も行ったり来たりする怪作。ナタリー・ポートマンがかなら好き勝手やっていて自分は結構好きな映画。