正直物語はあって無いようなものだし、レーサーではなく観客が巻き添えになるって展開は史実なのかどうかは置いといて珍しい流れだと思ったけど遺族とか一切出てこなくて「お前は悪くない」の一本調子でそれでいいんか?とか思ったけどゲームを売るための映画と考えれば別に怒る気力も湧いてこないというか……。ロマンスも仲違いもテキトーで面白くない。この課題があって乗り越えて、とサクサク進む感じがレースゲームっぽいと言われれば「まあそうか……」くらいには思うけどそしたらやっぱり恋愛とか家族の描写いらないしな。
ただ日本の描写はたぶんスタジオであろう日産社屋内やヤンの変な漢字プリント上着を除けばだいぶマシな方だった。渋谷とか新宿辺りはたぶんロケ?久兵衛もお店借りたのかな(どアップ寿司職人が山内一典ご本人だったらしい)。中古のウォークマン買って帰るのがめっちゃ観光客ムーブとしてリアリティ高い気がして笑ってしまった。
キャストだとダレン・バーネットは『私の”初めて”日記』で知ったのでこっちでもヤンチャっぽいグッドルッキングガイをやってて微笑ましかった。あとのキャストは特に……。候補生の中で韓国系の人だけえらい映る時間少なくてもっとバランス良くしろよと思った。