ゼロの発見(35mm)
監督 杉原せつ
数字の「0」が生まれた経緯をアニメーションで紹介する作品。やけに荒いアニメーションや吹替に笑ってしまった。「0」が生まれる経緯も一切説明がなくインドの人が「う〜〜〜〜ん」と悩んだ後ひらめくだけ。唐突な終わりにも面食らう。
しかしここからが本番だった。この作品は埼玉銀行の出資?で作られた作品でアニメの後に埼玉銀行の短いPR映像がついていて、その露骨さが面白かった。60年代の銀行がどのようなシステムで動いていたのか映像に収められているのは興味深かったし、これまた保存状態(もしくは修復)が非常に良く、カラーなのもあって見てるだけで楽しかった。こういう映像ほどアーカイブされてなかったりしそうなので貴重な経験だった。