左利きの女
ノーベル賞も取った小説家ペーター・ハントケが自ら監督した作品でヴィム・ヴェンダースがプロデュース。
4Kレストア版がスターチャンネルEXで配信中で2023/05/05から「12ヶ月のシネマリレー」という企画で劇場初公開される。
日本ではDVDしか出てないんだけど今すぐにでもBlu-ray、もしくは4K Ultra HD Blu-ray化してほしい傑作中の傑作。1977年の作品ながら現代にも十二分に通じるフェミニズム要素を持つ作品でアケルマンやヴァルダと並んでハントケは評価されるべき。
本国ドイツ含めた海外でもDVD化しかされてなくてそんなに評価されてないっぽいんだけど極めて不当だと感じる。
原作小説は日本では絶版状態らしく中古を探すか図書館で読むしかない。今回の上映で評判が広まって原作復刊、Blu-ray化と続けばいいなと思う。