さながらヒッチコックの世界。あまりに鳥の声がうるさくて、庭に出てみました。多分、群れで旅立つ準備。明日は急にみんな居なくなってるかも。旅立つ前はなんだか興奮状態にあるみたいにうるさい。仲間らに「出発するよ〜」って知らせてるのかな。
今日の大事件!病気っぽいラクーン(アライグマ?)がお隣りとうちの前庭を行ったりきたり。右前脚が不自由っぽい。コヨーテに前脚を噛まれたのか、車に轢かれたのか、それとも狂犬病で瀕死状態なのか。数時間経っても同じ場所にいて、あれ?居なくなったかな?って思ったら、ここに写ってる木からドスンって落っこちてた。大学への行き来をする人たちや犬の散歩をするご近所さんが通る歩道のすぐ傍なので、狂犬病の可能性があると重大なので、市の担当部署に連絡。金曜日の午後5:40に電話の出てきたので驚き。でも、その後は連絡がない。苦笑。こういうケースは担当部署が捕獲して病気をチェック。米国では狂犬病の野生動物がかなりいるので、「可哀想😢」なんて近寄ってはNGです。
今日は、アメリカの大の仲良しの友人2人のお誕生日。2人とも随分と遠くに住んでいて、なかなか会えない。シングルの友人にはお花、子持ちの友人にはマカロンを送った。2人とも大袈裟なくらい猛烈に喜んでくれて、とっても嬉しい。2人とも、私の気持ちを喜んでくれているので、離れていても、心が通じていることが嬉しい。
こういう風にとっても喜んでくれる友人らを大切にしていきたいと思う。
今、書いてる本に関係あるので、購入。今日、日本から届きました。外国にルーツのある若者らへのヒアリングに基づいたとても分厚い書物。読みながら、自分の生い立ちとも重なる部分もあり、ちょっと感慨深い。書いてる本が自分に関係ある、とは意識してなかったけれどね。日本にいる外国にルーツのある若者らと交流してみたいって思った。
思春期には自分と似た境遇の友人らがいると疎外感が減るってあるけど、本当にそうだなあ。私の場合は、中学生時代から、東京のインターナショナルスクールや、ドイツ人学校とかフランス人学校のダンスパーティーに出入り、ハーフの友人も日米でなく、日独のハーフで文化的に日本的すぎない人たちが居心地良かった。母(日本人)との関係が非常に悪く、日本にいるのがイヤでイヤで、ドイツ人学校の友達なんかと休日を共にすることで、「日本じゃない場」を形成して、自分の正気を維持してました。
この本にも出ているけれど、親との関係も大事。私の場合、パパっ子だったので父の国スペインのイメージが、母の国である日本よりも良かった。高校からは学校仲良しらが一番大切なグループとなって行き、ドイツ人学校なんかの友達プラス日本人の仲良し。大学に進学するとインターやドイツ人学校の仲間は日本を離れてしまい、結局、生涯の親友らは東京にいる。
うちのワンコはもともとはアイルランドの農場で作物を小動物から守るために作られた犬種。働く為の犬種なので、運動量は多め。健康の為に散歩はもちろん、クンクンと色々と嗅ぎ回ったり、小動物を探して狩りをしようとするところまで付き合います。ワンコらは、人間から餌を貰わない場合は一日の10-15%は食物を探して嗅ぎ回っているそうで、何もさせないと退屈だったり鬱になってしまったりするらしいです。うちのは外では猛烈にアクティブに獲物を探してクンクンしてますが、家では寝てばかり。
死ぬ時に思い浮かべるのは、こんな風景だと思う。若い頃見た、自分が死ぬ日の夢はこんな日。肌に心地良い微風青い空に浮かぶ雲。大きな抱擁に身体が溶けていけるような日。「無私」の境地。若い時は、風にそよぐ木々を見て、敗北感を感じたけれど、きっと死期が訪れたら、抱擁されているように感じるという確信がある。
夢の中では、部屋の中に戻り、「もう目を覚ますことはないだろうな」と思いながら、レースのカーテン越しに暖かく優しい陽を感じながら、昼寝をする高齢の私がいた。
とっても利己的だけど、気象変動のせいで夢のような死に方出来なくなるのではないか、って心配してます。青空と木々や囀る鳥たちがいなくなったら、生きることも死ぬことも出来なくなる。
スペインと日本にルーツがある政治学者。NY州の私立大学勤務。先進国の比較政治学が専門。英語のアカウントは @mastodon.social 日本語アカウントはもっと楽しく趣味やワンコの話題をする予定が、やはり政治や社会問題のtoot多め。苦笑。プロフィール写真は愛犬のWheatenTerrier。基本的にリクエストくださった方は皆さん承認しておりますが、例外は日本に全く興味なさそうな外国語アカウントとプロフィールもtootもなにもないアカウント。