米国大学の中近東の専門家らへの緊急サーベイの結果、9割以上が自己検閲して、パレスチナについて言及しないように気をつけている、と。

理由は、親パレスチナの発言だと、学生が「こいつは反ユダヤのナチだ!」とか「テロリストをしてる」とか言って、ソーシャルメディアで騒ぎ、今度は学外の人たちから、色んな脅しが来たり、その上、大学上層部からも制裁を受けるかも知れないから。

米国の言論の自由は、保守白人層と富裕層のみの特権の要素は強いけれど、イスラエル政府批判=ナチスという図式で、大学への締め付けがさらに強まっています。民主主義はこうやって死ぬっていう感じです。

これで、トランプが当選したら、完全な権威主義体制。今から、司法制度を改悪し、政敵をターゲットにするって言い放っています。で、そういう人物が共和党支持層に大人気。

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米国大学での自己検閲について。パレスチナ人へ連帯或いはイスラエル政府への批判を意識して黙ってるってことです。私も大学では、同じ考えの人同士でしかこの話はしません。アラブ系の留学生らには、ビザを取り上げられるかもしれないから、米国人の前では発言に気をつけるように言っています。

元記事はChronicle of Higher Education といういわば大学業界紙ですが、記事が取り上げていたサーベイ結果はこちら

abuaardvark.substack.com/p/gaz

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