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大学生の時、一回り以上くらい歳の離れた政治ゴロみたいな男の人と恋に落ちた。名家の生まれだったけれど、とても複雑な生い立ち。本妻である母親になかなか子供ができず、父親はお妾さんの女性画家に3人子供を産ませ、本妻が引き取って育ててたら、ぽっこりやっと生まれたのが、宏吉さん。お兄さんたちはそれぞれみんな才能に恵まれていたのに、宏ちゃんはダメ。自民党の女性議員の議員秘書をして、「自分党総裁の〇〇です。」なんてやってた。

うちの近所に住んでいて、近所のコーヒー屋さんの常連で、そこで出会った。政治に興味のあった私は、何回か誘われて、一緒に飲みに行ったりしたんだけど、背は私より低いし、顔もタイプじゃないし、全然、警戒していなかった。

ところが、ある日、飲みに行ってたところで、カラオケでこの歌(酒と泪と男と女)を歌ってた彼のマイクを持つ小さな手をみて、「カワイイ」って思った自分に「マズイ」って思った時には時すでに遅し。

youtube.com/watch?v=Uxy9Keo_KV

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