上田正樹の「大阪ベイブルース」泣けるなあ。Fediverseで、「神田川」がtootされていて、ふとYoutubeで日本の懐メロ。
上田正樹って京都出身で、ミュージシャンになる為に家を出て行く際に、母親に「お風呂行ってきます」とだけいったそう。この曲でブレイクし、実家に戻ったら、母親に「長いお風呂どしたな」と言われた、とかいうエピソードを読んだことがある。古風な日本の感情表現だなあ、と思った。
「神田川」も「いちご白書をもう一度」もみんな日本独特の抑えた恋愛感情がベース。親や世間から要求される役割と自分の心のズレに、涙を飲んで前者を選ぶというテーマも割と多い気がする。自由を求め、学生運動なんかにも参加したけれど、結局は、大企業戦士になり、並の結婚をし、住宅ローンを払っていった団塊の世代の歌だからか。