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父が亡くなる最期の4年間は、平均で一週間に4時間強おしゃべりしてました。父の記憶を引き継ぎ。そんなお喋りの中で、私が生まれることになった状況の話を初めて聞き、洗礼を授けてくれたのが、父の良き理解者だったFortuna神父だと知りました。幸運という名前の神父さまによる洗礼だったことは有難い。でも、Fortuna神父は若くして亡くなったそうで、お会いした記憶はありません。

洗礼は東京の聖イグナチオ教会(イエズス会)にて。でもFortuna神父はイエズス会所属ではないので、不思議に思い、父の記憶が正しいことを確認する為に、聖イグナチオ教会に問い合わせたら、すぐに古〜い洗礼台帳を調べて、コピーを送って下さった。教会内でなく、私的な場所で洗礼と記録されてました。朧げながら、洗礼の日に生まれて1カ月経たない私の体調が良くなかったと聞いた記憶があるので、寒いお御堂でなく、教会内の一室で洗礼を受けたのかも。

当時の台帳は、日本であっても、ラテン語で記載。多分、Fortuna神父さまも聖イグナチオ教会で手伝ってくださった神父さまもイタリア人だったからだと思いますが、私の本名がMargheritaとイタリア語表記になっていた。

スペインで父の洗礼台帳が探せるかな?

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