燃え盛るカナダの森林から南下してくる煙で、NY州も大被害。これ、今日の朝、うちから見えるキャンパス内の学生寮の一つ。今日は快晴なのに、午前8時すぎにこの暗さ。左に見える木ですが、他の数類の木々と違い、一番遅くに青くなるもの。でも、例年より遅れ気味。葉っぱが出てくるのが遅いのも、カナダからのスモッグで太陽光が遮られているからだと思う。つまり、アメリカ北東部の作物の収穫も例年より遅れる/減るってこと。
大体、カナダ北東部が燃え盛ること自体が異常。西側と異なり、気温が低めなので、山火事の可能性は低い地域。なのに今年は真夏日が5月からあり、雨がちっとも降らない為に山火事の条件が揃ってしまった。カナダは森林が多いから、一旦燃え始めると厄介。
我々世代は気候変動由来の原因で死ぬんだろうなあ、と思う。大気汚染は酷くなる一方だろうし、新しいパンデミックとか。でも、こんな空ばかりになり、青空が見えなくなったら、その悲しみで心が先に死んでしまう。