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今、日本、韓国と台湾で行った結婚移民のサーベイデータからの知見を本にまとめているのだけれど、トピックの一つは多文化家族。ふと思うと、私の家族も多文化家族なんじゃない、と気が付き、今まで意識していなかった自分を笑ってしまった。私にとって、母親はアジア人で、父は赤毛の白人がデフォルト。小さい時にはインターナショナルな幼稚園でだった。子供だから、「人種」とかはまだ知らないし、単にみんな、それぞれ髪の毛とか肌や目の色が違うのが当たり前なんだと思ってた。日本の小学校に転校したときは、みんな同じでびっくりっていうかシュールで驚いた。当然「シュール」なんて言葉は当時思いつかなかったけれどね。ひらがなを書けるようになるのが同級生より遅くてバカ扱いされたけど、ローマ字を覚える段階では、(既にインターナショナルスクールでアルファベットは学んでいたので)日本の小学校で習わなくても書けたので、「バカ」は返上できた。日本のエスタブリシュメントの子供らが行く学校では、お行儀の良い良家の同級生に「おばあちゃまがあなたとはお友達になっちゃいけないって」とか、「ママに君を好きになってはいけないって」とか言われ、不思議だった。一方で、「変わった同級生」に優しかったり、全く普通に受け止めてくれた子らもいて、その人たちとは今でも友達。

最後の方、泣きそうになってしまいました。本当のご友人が出来たのが救いですね…

知り合いの方で、ニューヨークで色んな人種の方の住んでいる地域で育った娘さんが初めて家族でフロリダに遊びに行ったときに周りが白人だらけで怖がったエピソードを思い出しました。

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