日本はイジメがあったり、社会として冷たい部分が多いけれど、介護や医療部門には、本当に聖職者よりもずっと使命感と愛に満ちている人たちがいる。在宅での父の終末ケアを手配をする際に、日本の医療と介護システムの進化とそこで働く人たちの仕事ぶりを見る機会があったのですが、「こんなに素晴らしい人たちが日本にいたのか?」と感嘆するほど素晴らしい人たちばかりだった。医師、看護師、薬剤師、医療ケアマネ、介護ケアマネさんらがチームを組んでの連携プレー。最期まで父を「個人」として、本人らしく暮らして死ねるように全力をかけてくれ、父を在宅でケアする我々にも目を配ってくれた。今でも思い起こすと、有難さに涙がでる。他人にあんなに優しくされたのは初めてでした。ひろゆき氏とかホリエモンとか、あるいはSNSのインフルエンサーを持ち上げる社会でなく、他人の人生を本当の意味で豊かにしてくれる人たち持ち上げる社会にすべきだと思う。「カネカネ権力」と違う価値観をどうすると推進できるのでしょうね。人生の最期は資産額でなく、自分は人の役に立てたかがどうかが気になるそうです。自戒を込めて、この教訓を忘れないようにしない、と。