NYT紙にひろゆき氏についての記事が出ていたので、私のひろゆき・ホリエモン論:二人ともメディアに持ち上げらる「モラルなき、自分さえ良ければそれで良い主義者」
ホリエモンに関しては、かつて保守派が彼を敵視し、彼の日本テレビ買収を阻止して刑務所送りにした歴史がある。それをなぜ電通が牛耳るTVメディアが持て囃すのか?恐らく、自民党は、社会保障費を削減するために若年層に「自分勝手な」「反福祉国家」思想を植え付けたいのだと思う。
「まず、自助と共助」という自民党の考え方、生活保護者叩きする自民党の片山議員らと非常に共鳴するのがひろゆき・ホリエモンの高齢者を含めた弱者の敵視。ひろゆき氏に関しては、沖縄問題でも同じ立場をとっており、その限りなく安倍自民党的な立場は明らか。
ちょうどコロナ禍の前年にサントリー財団主催の日本の高齢化社会についてのシンポジウムで喋ったのだけれど、聴衆の方からは、「日本は老人に優しすぎるのが問題」とかいう意見が出て、頷く人も多かった。だから、私は、「みなさん、自民党政権のレトリックに乗せられないでください・日本が本当に高齢者に優しすぎるなら、先ほどスライドでお見せしたように、日本の高齢者就業率が欧米諸国と比較して格段高いような現象は起きません。駅のホームや、学校・職場の清掃や工事現場で炎天下立って番をしているのが高齢者ばかりなんで日本くらいです。年金では生活できない高齢者が多いから、就業率が高いんです。」と申し上げた。そもそも高齢化のスピードがここまで速いのは自民党政権の失策。高齢化社会対策はもう遅すぎるくらいだけれど、避けて通れない。もちろん高齢者の就業率を高めることは必要だけれど、弱者叩きは非常に危険な戦略。「勝つまで我慢しろ」みたいな政治になる。
QT: https://fedibird.com/@JapanProf/109534916254226306 [参照]