詩作における自己再構成のたいせつさを説いたのは作者もエッセイで言及する多田智満子だが、「国際友誼」においては自己を虚の地点にまで解体したのちにもう一度統合(つまり発見)しようとする活発な精神がよろこばしく働いている。鏡のなかのアジアとは単なるひとり仮寝の旅行先ではなく、自身そして言語をみつめるための道具として本作では装置される。
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