ふるあずの結婚式の準備での妄想。
身内だけの囁かな式と披露宴をすることにした二人。
降谷さんと梓さんの結婚式で流すスライドショーでの写真を選ぶ際に降谷さんは写真が無いから梓さんの写真を選ぶんだけど(梓さんはスライドショーはしなくていいと言ったが降谷さんがどうしてもと強引に押した)
降谷さん幼少期から結婚直前の写真であれもこれも可愛いくて頭を抱えている。
きっと写真提供は杉人さん。
ちなみに梓さんは顔は写っていないけどせめて手だけや体が少しだけ写り込んでる降谷さんの写真を入れて欲しくて数枚選んだ。
カイシャでため息、アンニュイな降谷さん。
風見「お疲れですか?」
降谷「僕は今回の事で思いしってしまった…こんなにも決断力がない男だった」
結婚前にあるマリッジブルーなやつなのかと思案する風見。
「貴方は榎本さんと幸せになるべきですよ」
降谷怪訝な声。
梓さんと幸せになるのは当たり前だと言いきる。
風見「では、何を決断出来ないのですか?」
降谷「スライドショーで流す梓さんの写真がどれも可愛いすぎて全部流したいくらいなんだ」
なんだ惚気か。とチベスナ顔で上司を見る風見さん。
帰ってきて一緒のベッドで寝ちゃうのも好きだし深夜というより朝方に近い時間に帰宅した降谷さんが梓さんの寝てるベッドに入って起こすのも悪いなと寝顔みて髪にキスして小さな声でただいまと告げ寝室を静かに後にした。
部屋着に着替えた後ソファに置いてある膝掛けを使ってソファに横になり微睡み始めていると寝惚け眼の梓さんがリビングへやって来た。
「あ、ごめん、起こしちゃったかな」上半身を起こそうとするが今にも寝そうな顔で「おかえりふるやさん…」そう言うと梓は降谷さんの上に覆い被さるようにゆっくりと倒れてきてギュっと抱き締めてきた。
「梓さん?」名前を呼んでも返事はなく寝息を立てている。
「風邪ひくよ、ベッド行こう」と声掛けるが全く起きる気配なく甘えるように顔を胸元に擦り付けてきた。
梓さんの体温が湯たんぽのようにじんわりと降谷さんを温めてくれる。
普段は恥ずかしいのか遠慮しているのか滅多に見せず酔った時にしか見れない甘えモードが寝惚けて出ているのが可愛いく愛おしくて梓の体に膝掛けを掛け優しく抱き止めそのままソファに体を倒してた。ダブルベッドでくっつくのとはまた違う狭いソファで重なり合うように寝てるのもいいな。
で、目が覚めた梓さんが降谷さんを押し潰しちゃったと真っ青になってる。
私に彼氏がいれば安室さんと買い出しや仕事で一緒でもきっと炎上しないと妙な考えで合コンに参加。
安室さんには言ってないはずなのにどこから知ったのか合コン会場に迎えに来てモブ達に『梓さんは僕の女だ』とわかりやすいくらいにアピールしてるのに全く気づかない酔っ払い梓さんはいますかね。
風見さんを始めレスキュー隊により二人とも無事脱出。
腹部からも出血しておりじんわりとワイシャツに赤い大きな染みが出来ていた。
降谷本人は数日前の傷が開いたと言うが褐色の肌でも分かる程に顔色が悪く目下には隈。
「僕はかすり傷だ、僕よりこちらの女性を」と梓を救急隊にお願いしたところでふらふらとその場を離れその後壁に持たれ目を閉じている降谷。
梓は急いで降谷さんの後を追って彼の名前を呼ぶが反応なく先程の言葉を思い出す。
「嫌、降谷さん死なないで! 私まだ貴方に伝えたい事があるのに。好きって言えてないのに…」って涙浮かべ叫ぶ梓。
降谷から安定した寝息が聞こえると呆れながらも怒り顔の梓。
すぐに病院に搬送され数時間後ベッドで目を覚ます。
「何かいい夢見たな」
梓からの告白を夢と思ってる降谷。
はじふる前でもはじふる後でも
どちらでもおいしい😌
「梓さん、大丈夫ですか?」
降谷の声。
ふるやさん…と涙声で返事する梓。
頑張りましたね、大丈夫ですよと自分のジャケットを掛けた後背中を摩りながら降谷はインカムで風見に連絡とったその時、三度目の爆発音後エレベーターが揺れ身体が浮いた。
降谷は梓を護るように抱き締める。
急激に降下したエレベーターが衝撃音と大きな振動で止まる。
そっと目を開ける梓に降谷が怪我は?と尋ねてきた。
大丈夫… と答える梓だが手に生暖かい水滴が当たる。
何?と暗い中で凝視する為に手を顔に近づけると鉄の匂い。
またポタリと水滴が落ちてきた。
顔を上げると降谷の額から血が出ている。
「降谷さん… ち、血が…」
おろおろして動揺する梓に
「大丈夫ですよ」
降谷はギュッと更に強く抱き締めると梓も降谷の背中に手を回し抱き締め返す。
「ずっとこうしたかった… あの時思ったんだ。死ぬなら君の腕の中がいいって君は暖かいな」
「降谷さん、縁起でもない事言わないでください」
怒る梓に「また怒られちゃったな」とどこか嬉しそうな降谷。
*雨宿りするポアロ組妄想
買い出しの途中途中で通り雨で土砂降りに遭い慌てて近くの軒下に雨宿りする安室さんと梓さん。
梓さんのシャツブラウスは雨に濡れたせいでブラが透けて見える。予想外の下着の色にドキっとする安室さん。
妹のように思っていた彼女から女の気配を感じ一瞬で身体中の血流が速くなるのがわかった。
自身が羽織っていたパーカーを急いで脱ぎ梓の肩に掛ける。
「安室さん? 」
「濡れてますが羽織っていてください」
「でも、安室さんが風邪ひいちゃいます」
「僕は大丈夫ですから」
でも、安室さんの方がよく体調崩して休んでますよと口にしようとするも目線が軒の向こうに重く広がる雨雲を難しい顔で見ている安室さんに何も言えなくなった梓さん。
雨音だけが大きく響き二人の間に沈黙が流れる。
梓さんが「なかなか止みませんねぇ」「また髪がうねって大変…」に対して「そうですね」「そうなんだ」と会話が続かない相槌を打ちながら横目でチラチラと羽織っているパーカーから見えている透けたブラウスの下にある色を見てしまう安室さん。
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成人済み
Twitterが使えなくなった時の避難用に作りました。
たまに妄想書きます