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今日一日
「生(なま)きる、生(なま)きる。」

昨日の新聞のコラムに、今日(16日)は、関東大震災後の混乱時に妻と7歳の甥とともに殺害された大杉栄の100回目の命日とあった。

浪人中の寮で、姫路からきていた寮生から「大杉栄ってしっとう?」と問われて、恥ずかしながらはじめてその名前を知った若かりし頃を思い出した。

その後評伝を読んで、主人公の大杉のまわりの、いわゆる名も無き人物群像に、こんな人たちがいたんだと、驚き惹かれた。

キリストと呼ばれた久板卯之助、ズボ久こと和田久太郎、裁判官をしてその無垢さに感嘆の言葉を残させた古田大次郎。

心優しい故に、必然としてその道を選んでいったのだと思う。
私とはまったく違う、純粋で真っ直ぐな心根だ。

最近は、大杉よりも伊藤野枝のほうが取り上げられることが多いようだ。

今日はその野枝の100回目の命日でもある。

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