ブリッジは、相互接続されている状態を模倣してくれるし、一定の利便性を提供してくれますが、双方のサービスが本当につながっているのとは異なります。

必要最小限、恩恵が受けられて依存しない範囲で利用し、その欠点・問題点を十分に踏まえて利用すべきものです。

つながるのは面白いので試せる人は試してみると良いと思いますが、使わない方が良い場合も多いので、事前によく調べてみてください。

ブリッジ方式の弱点は、橋渡しを行っているブリッジが、ひとつだけしか存在しないことです。

よしんばブリッジを複数設けるとしても、今度は同じアカウントが複数の名称を持つことになり、重複してしまいます。

(ブリッジA、ブリッジB、ブリッジCがあると、noellabo.jp@A、noellabo.jp@B、noellabo.jp@C、というまったく同じ内容のアカウントが発生してしまうということです)

そして、そのブリッジを利用するActivityPub上のサーバ、AT Protocol(Bluesky)上のサーバが、ただ一つのサービスに依存することになります。

Bridgy Fedは、Ryan Barrettさんが作って、個人で運営しているサービスです。

Ryanさんは分散SNSに対する理解・理念・非営利で持続できる運営体制など、頼りにできる信頼に足る人物であろうと思いますが、

そうであっても、ひとつのサービスで発生したトラブルが全体に影響を及ぼす構造であることは避けられません(単一障害点)。

そういった問題を構造で解決しようというのが分散SNSの目指すところで、理想から遠ざかってしまうのです。

解決策はあるかもしれませんが、原状、そういうポジションにあるということは憶えておいてください。

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「ブリッジにはメリットもあるけど、欠点や問題点もある」ということを、以前のえるさんが詳しく説明していた。

Bridgy Fedを利用したり、紹介したりする時は、こうした点を十分に踏まえておきたい。

[参照]

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