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「ブラフマーストラ」
すんげ〜出来がいい訳じゃないけど、3時間近いのにダレずに最後まで観る事が出来るレベルの出来です。


「M3GAN ミーガン」
まぁ、たしかに、観客視点からすると、登場人物、特に主人公が「うん、そりゃ事態がドンドン悪くなるわな」という選択しかしてないが、情状酌量の余地ありという絶妙なバランス。


「THE WITCH/魔女 増殖」
う〜む、主人公・敵役ともに韓国映画のアクションとビミョ〜に食合せが悪いレベルの「人間離れ」度。
敵味方ともに「テレキネシス」「超身体能力」「高速治癒能力」の内の最低どれか2つは持ってるんで「このキャラ、どこまでやれば死ぬって設定だっけ??」が判りにくい。
とは言え、平日料金で元は取れるレベルの出来。


「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」
もう、このシリーズで人が死ぬシーンは「男塾」の「死亡確認!!!!」並の信頼度しかなくなった。
しかも、この映画の出演者間のトラブルも、まさか、全部、プロレスでいうアングルだったのか????
まぁ、ともかく、これでシリーズ終ったら、MCUがインフィニティ・ウォーでシリーズ完結みたいな事態。そんな事になったら、映画ファンが暴動を起す。


「クリード 過去の逆襲」
え……えっと、あの最後の謎予告で感想が全部吹き飛んだ。


「岸辺露伴ルーヴルへ行く」
これさ、ドルビーシネマ対応で撮るべきだったんじゃね??
例の「これが本当の黒です」で観たかった。


「最後まで行く」
クソ汚ねえ岡田准一とクソ極悪な綾野剛による殺し愛ブロマンス。
片方は親が死んで葬式その他のドタバタに加えて誰か判んない死体の始末をやる必要が有り、片方は新婚ほやほやなのにクズかつ極悪な義父から無理難題押し付けられるという、尻に火が点いてんのは同じの似た者同士。
もう、お前ら付き合ちゃえよって感じでクライマックスで大爆発が起きるが、そこから綾野剛マジでゾンビな、アクションは気合入りまくりなのに、笑っていいのか判断に迷う超展開。
もう、途中で岡田准一死んでて、そっから先は死の間際に見た悪夢かも。


「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
マリオとルイージが再会したシーンで背後にハートマークが……はい、そう言う映画です。
「ポリコレ・ガン無視したから面白くなった」と言ってる奴は、当該映画を観てないか、目が節穴です。


「聖闘士星矢 The Beginning」
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
今年の映画ベストXの候補には絶対に入らないが、まぁ、一般受けするのも理解出来るぐらいの作品。
個人的には前者の方が好み。


「Search2」
親が居ない間の「何か有った時の為の緊急用の金」としてもらってた金で友達と一緒にバカ騷ぎする主人公。
は〜い、自分も心当りある人、正直に手を上げて。
(そして、画面の端っこに表示されてる行方不明になった母親の捜索に使える残金が「あ……まずい」となる位しか残ってない)


「Search2」
今、偶然にもオチが自民党の阿呆議員やネトウヨの一部がオステリー起こしてウキャウキャ騒いでる事に関わり有る話。
まぁ、今年ベストXに入るのは難しいが結構な良作。
まぁ、たしかに、そう云うオチになるような話だけど、それまでの誤誘導は見事。


映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3」
色鮮かな宇宙船や「こんなの有りか?? いや、頭で考えた人は居ただろうけど、あんだけの予算の映画でやるか??」と云う宇宙基地。
あの作品の完結編に相応しい映画だけど……なにせ、ジェームズ・ガンなので、家族で観に行くのには向かない。子供に見せたらトラウマになるような改造動物達。「ああ、この連中の中にもいい人(?)も居たんだ」となった途端に惑星1つ壊滅。R15ぐらいが丁度いいとしか思えない内容。
まあ、悪役が、そこまで酷いから、主人公達が「口はクソ悪いが、何だかんだ言って正義の味方」に見える訳だが。


「ヴィレッジ」
映画館で流れてた予告以外の事前情報を仕入れず観に行ったら……いや、今年の邦画暫定1位。
モヤモヤが残るからこそ、バッドエンドの映画としては出来が良いタイプの話。

「朝鮮を愛した日本国籍のアナーキスト、昭和天皇暗殺を謀議し逮捕された死刑囚の金子文子氏が「5月の独立運動家」に選ばれたと、国家報勲処が30日明らかにした。「日本のシンドラー」と呼ばれた人権弁護士の布施辰治氏も同じく名を連ねた」

news.yahoo.co.jp/articles/e09f


「ネメシス 黄金螺旋の謎」
TVドラマの方は観もしてないし情報仕入れずに行ったら開始早々「え? こんな話だったの? 予告と何か違わね?」
観に行った理由は「監督が好きだったから」なんだけど、監督の入江悠さんは三池崇史さんみたいに「雇われ仕事でもバンバンこなす」人だけど、三池崇史さんと違って「自分が企画した映画は、出来の良し悪しはともかく、この人にしか作れない映画になるけど、雇われ仕事は(表面的には)無難な作り」になる。
で、この映画は後者。
あと入江悠さんの雇われ仕事の場合、個人的には、脚本の外れが多い気がするんだけど(1つの映画の脚本の80%以上はマトモだけど、アカン十数%が俺的には、とことんアカン)、これもその系統。定食頼んだら、飯の味噌汁もメインの料理も小鉢も「すげ〜いい訳じゃないけど合格点」だけど、デザート代りの小さい果物が腐ってたり、食後のコーヒーがクソ不味かったみたいな感じ。残念ながら、これもそう。
とは言え、良く見ると映画の各所にはほのかだけど入江悠っぽさが有り(名画座が重要な場所として使われたり)、素人目には下手したらシン仮面ライダーより金がかかってそうに見える。


「ダンジョンズ&ドラゴンズ:アウトローたちの誇り」
たしかに、これ「減点ポイントは結構有る筈なのに、100点満点で何故か100点」だわ。
でも、ソーサラーとウィザードの違いは知らない人には判りにくいかも。

映画ネタバレ&リンク先グロ注意 

監督お気に入りの悪役を、あんなにあっさり殺したんかい??
banger.jp/movie/94775/


「オオカミ狩り」
いい意味で馬鹿映画。
途中でジャンルが変る。
情報を全く仕入れない状態で観るのがオススメ。

逆に言えば、シン仮面ライダーのアクションの駄目な点がそこで、RHYMESTER宇多丸氏の言ってる「アクション映画におけるアクションはミュージカルにおける歌や踊りのようなモノ」みたいな話で、アクション映画におけるアクションをどうするか??とその映画の粗筋・設定・雰囲気・テーマは密接に関わっている。(丁度、ミュージカルにおける歌や踊りが粗筋・設定・雰囲気・テーマと密接に関わってるようなモノ)
例えば、ショッカー戦闘員役の人に「殺す気でアクションやって」と言っても、ショッカーの戦闘員ってのは、仲間が、シン仮面ライダーの最初のシーンみたいなグロい死に方した場合に、どんな反応をする奴なのか?? で「殺す気でやってるアクション」は変って来る筈。それこそ仮面ライダーなら戦闘員の脳改造の度合によって、仲間がスプラッタな死に方しても淡々と戦うか、一瞬ビビった後に、意を決したように仮面ライダーに向かっていくかが分れる筈。


「わたしの幸せな結婚」
いや、言いたい事が有る人が山程居るのは判るし、絶対に年末に「今年観た映画ベストX」を決める時には思い出す事さえ無いような映画だけど……シン仮面ライダーより、あらゆる点で勝ってないか、これ?
話の緩急も、喩えるなら「ミュージカル映画で、ちゃんと歌や踊りのシーンと、それ以外のシーンがマッチしていた」と云う点も含めたアクションも。

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