映画「メイ ディセンバー ゆれる真実」 ※R15指定(理由:性描写)の映画の感想・解説です。その手の記述が有りますので御注意を。(1/3) 

かつてアメリカで実際に起きた女性教師と中学生男子の間の淫行(合意の上だったけど法的には女性教師による強姦)を元にした映画(劇中劇)を主演する事になった女性俳優を主人公にした……ギャグ映画です。
ただし、元になった事件から改変して、ペットショップの店員と中学生のアルバイトって事になってます。
あと、観終ったら顎カックン&膝カックンになるような映画なのに、出演者全員がシリアスな演技をしてるのがギャグ映画度を増してます。
のっけから、不穏なBGMが鳴り……いや、後でよくよく考えると「映像作品をあんまり観てない人が選んだ『何か不穏な事が起きそうなBGM』」にしか思えない代物。
しかも、このBGMが鳴り出すと……劇中では、しょ〜もない事しか起きない。もしくは、何も起きない。
映画とかを、あんまり観てない人にとっての「判り易いBGM」ばかりが選ばれ、しかも、BGMのバリエーションが異様に乏しく、ついでにBGMとシーンが合ってない。何だ、これは?

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映画「メイ ディセンバー ゆれる真実」 ※R15指定(理由:性描写)の映画の感想・解説です。その手の記述が有りますので御注意を。(2/3) 

そして、最後の方で、ある登場人物(チャラ系の兄ちゃん)が「ねえ、俺をあんたが出る映画の音楽監督に雇ってよ。最高のヤツを選んでみせるからさ」とか言い出し……。
何、これ??
この映画の音楽監督、ホンマに、このチャラ系の兄ちゃんなの?
でも、このチャラ系の兄ちゃん、あくまで映画の登場人物であって実在の映画スタッフじゃないよな?
何が、ど〜なってんの?

映画「メイ ディセンバー ゆれる真実」 ※R15指定(理由:性描写)の映画の感想・解説です。その手の記述が有りますので御注意を。(3/3) 

で、ナタリー・ポートマン演じる主人公は、彼女が主人公をやる劇中劇の映画の役作りの為に、他のスタッフから「もう、取材用の予算、オーバーしてんですけど」と注意を受けるレベルで関係者への取材にのめり込み……。
でも、この映画の最後に映る劇中劇の映画の撮影風景は……え?? 何これ?? これ、ど〜やっても駄作にしか成らね〜よね?? というロクデモない代物。おい、こんな阿呆脚本渡されて、何で、役作りの為に、あそこまでやるんだ??
「30代女性と中学生の淫行」という異常な事件を映画化しようとする話なのに、頭抜けて異常だったのは事件の当事者じゃなくて、そんな映画の主演を嬉々として引き受けた俳優だったというオチ。
貴方が小さい子供を持つ親でも、近所に住んでても何も心配ないタイプの異常者だけど、異常過ぎな事だけは確か。(あくまでナタリー・ポートマン本人じゃなくて演じてる役の話です念の為)

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