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民主主義国家というのは、どうやって、多様な思想を持つ構成者が納得するような決定を国家がするかというところが主眼だと思う。

それは単に、多数派が納得すれば良いのでは無く、多様な意見が反映され、より多くの人が納得する必要があるはず。

それを実現しようとした一つの形が議会制民主主義であり、多様な意見を、一旦、議会における議員に代理させた上で、議論の中でより良い決定を目指すというものだ。

僕の中では政党というものに価値を見いだしていないけれども、議員の中で意見の近いものが集まり、より意見を反映させようという中で政党が生まれたと思われる。

まぁ、何が言いたいかというと、気に入らない意見に対して個人同士なら、逃げるなり戦うなりすれば良い。しかし、政治家であれば、戦う相手の背後に支持する有権者が多数いるわけで、政治家としての行為を咎めるならまだしも、否定するようなことはすべきでは無いと思う。むしろ、互いの意見を理解し合う中で、妥協点を見つけていく作業が求められているのでは無いかな。絶対に譲らないような強固な意見を持つのは、信頼を得られるかもしれないけれど、実際問題として、全く揺らがないなら、議論の余地がなくなってしまう。それは、多数はの地位にあぐらをかいて意見を譲らないのと変わらないだろう。

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